そして今年、55周年のアニバーサリーとして『PANAM 55/100 SUPER SONG COVERS』と銘打ったプロジェクトが動き始めた。これは、1970年以降にPANAMが送り出してきた珠玉の名曲たちをリメイクカバーし、未来へ向けてさまざまな共創の渦を作るプロジェクトで、2025年9月以降、毎月のリリースが予定されている。
藤井フミヤがかぐや姫をカバー
その第1弾が、9月17日に配信された藤井フミヤ with 南こうせつ 「僕の胸でおやすみ」だ。オリジナルは、“南こうせつとかぐや姫” 名義で1973年7月1日にリリース、彼らにとって初のオリコンシングルベスト100にランクインした曲でもある。そしてかぐや姫は、この曲の発売から2ヶ月後にリリースすることになる「神田川」のミリオンヒットで、その名を全国区のものとしていく。
そんな藤井に「僕の胸でおやすみ」を歌うことを提案したのは、PANAMプロジェクトの総合プロデューサーを務める佐橋佳幸である。奇しくも2人は1983年デビューという同期生。佐橋は藤井のソロデビュー曲にして約250万枚のセールスを記録した「TRUE LOVE」の編曲に携わり、直近では2023年の全国ツアー『藤井フミヤ CONCERT TOUR 2023 Special LoveSong』にもギタリストとして参加。藤井は佐橋に、全幅の信頼を寄せている。