2025年 9月10日

ど根性アイドル・あっとせぶんてぃーん【ちろる】東京ドームに連れてってと言われます!

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大好評連載中:ROAD to LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

2025年9月14日、“LINE CUBE SHIBUYA” でのワンマンライブ『Road to 2000 Tokyo Fight 1/1 Bounce Back!!』を間近に控えたあっとせぶんてぃーん(以下:あっせぶ)。老舗メイドカフェ『あっとほぉーむカフェ』でお給仕に勤しみながら、アイドルとしても多忙な日々を送る彼女たちに密着した連載、『ROAD to LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)』もついに9回目を迎えた。

パーソナル・インタビューの最終回となる今回は、2期生としてあっせぶに加入、長きにわたりグループを支えてきた “ちろる” が登場。アイドル然としたルックスだけなく、天性の “華” と独特の “オーラ” を持つちろるの内に秘めた思いが、あっせぶの原動力だと思わずにいられない。そう、熱きパフォーマンスがグループの本懐であるとするならば、彼女こそが、あっせぶの魂であり、おそらく、ちろるが脱退したら、あっせぶはなくなるだろう。

泣いてしまうくらい辛いことがたくさんありました


―― 2期生で加入。今まで長きに渡りあっせぶのメンバーとしてステージに立ち続けたちろる。その道のりは決して平坦なものではなかった。

ちろる:私が新人メイドの頃にあっせぶ1期生の募集がありました。その時は新人ということもあって気後れして申し込めずにいたのですが、その1年後に “あっせぶを再結成します” というメールが届きました。私はこれまで “緊張する” とか “怖い” とかの思いが先に立って、踏み出せなかったことがたくさんあるのですが、この時はスタッフさんにも背中を押してもらい、意を決して申し込みました。

そこから、もう泣いてしまうくらい辛いことがたくさんありました。辞めようと思ったことは何度もあります。だけど、それ以上に楽しいことがあったから乗り越えてきた感じです。私は歌うことや踊ることが大好きなので、それを観てもらえること、応援してもらえることが続けられたモチベーションになっています。自分の好きなことをやって、ステージを観た人が “明日も頑張ろう” と思ってくれることが一番です。

辞めていった子たちの思いを背負ってステージに立たなくてはいけない


―― ちろるが加入した当時(註:2017年)のあっせぶと今のあっせぶ、どこに大きな違いがあるのだろう?

ちろる:やはり、少数精鋭になったということですね。それでメンバーの役割分担が​​ハッキリするようになりました。私は、入ったばかりの頃は “妹” 担当でした。でも、後輩がどんどんできると自分の役割も変わっていきます。今は “情熱” 担当ですね。

―― あっせぶ “情熱担当” のちろる。彼女のアイデンティティはまさに “不言実行” だ。言葉にできない熱量をすべてステージに注ぎ込む孤高のアイドルと言ってもいいだろう。その熱さの秘密について、こんな風に語ってくれた。

ちろる:メンバーからは口を揃えて “ちろるさんは熱い” と言われますね。今のメンバーの中で一番長く在籍しているというのもありますし、辞めていった子たちの思いを背負ってステージに立たなくてはいけないという思いもありますから。私のパフォーマンスは情熱的だと言われますが、過去に一度、スタッフさんから “その熱苦しさを無くした方がいい” と言われて悩んだこともありました。だけど、そうすると、私のいいところが無くなってしまうんですよね。

―― しかし、今のあっせぶの最大のチャームポイントは、熱いパフォーマンスだ。髪を振り乱し、汗が飛び散るまで踊り、一切手抜きがない。世界一汗を流すアイドルだ。それが他のアイドルグループとの大きな違いだ。特に、ちろるの一心不乱なパフォーマンスは、観る者の心を打つ。

ちろる:ずっとあっせぶを見てきましたが、間違いなく今が一番熱いですね!



―― もちろん苦悩も多かった。特にコロナ禍で活動休止を余儀なくされたことが辛かったとちろるは語る。

ちろる:中野ZEROホールでのワンマンライブは、2020年の2月だったのでギリギリ開催できました。このワンマンでメンバーの士気は上がったんです。だけど、その後は何も活動できなくなってしまいました。お屋敷(あっとほぉーむカフェ)も休業してしまい、みんなと交流できる場所がSNSぐらいでした。

―― 身動きできないコロナ禍で解散という選択肢はあったのだろうか?

ちろる:メンバーは、絶対にここで終わらせないという気持ちでした。そしてLINE CUBE SHIBUYAまでの道筋ができあがっていくんです。

あっせぶを立て直さなくてはいけないという決意


―― そんな紆余曲折もあって、今の少数精鋭、熱きパフォーマンスのあっせぶになっていく。
一番の危機はいつだったのだろう?

ちろる:やはり、かげとらさんが卒業した時です(註:2023年9月)。かげとらさんは歌もうまく、あっせぶのセンターのような存在でした。あっせぶの精神的な部分はかげとらさんが担っていたので、心の支えを失くした思いでした。当時のあっせぶは “かげとらさんと楽しい仲間たち” のような雰囲気だったんです(笑)。だから親を失ったような感覚でしたね。その時、自分も辞めるという選択肢もあったのですが、かげとらさんを失ったあっせぶをここで立て直さなくてはいけない、そんな使命感のようなものがあって、あと1年欲しいと思いました。

―― その後、ちなつ、なあなが加入して、あっせぶは見事1年後にメジャーデビューを果たす。今のあっせぶは誰ひとり欠けてもグループは成立しない。ひとりひとりが大事なピースだ。そしてそんな彼女たちが、今、LINE CUBE SHIBUYAを目指している。

ちろる:LINE CUBE SHIBUYAでは、あっせぶのターニングポイントになった曲を歌おうと思っています。カジヒデキさんが作ってくれて私が初めてレコーディングに参加した「セブンティーン・パフェ」や津波幸平さんが作ってくれた曲も、綾小路さんの曲もやるので、あっせぶの歴史が観られるステージになるでしょう。

―― もちろん、昔のあっせぶは知っていても今のあっせぶは知らないという、かつてのファンも多い。

ちろる:卒業したメンバーと一緒にファンを卒業された方もいますので。そういう方たちが今のあっせぶのパフォーマンス力を見たらびっくりすると思います。そう思わせる自信はあるので、今のあっせぶを観て欲しいです。最初の頃はボイストレーニングもなかったんです。今は堂々と歌えますけど、当時の私を知ってる人は歌が下手だと思ってますね(笑)



メイドカルチャーを世界に発信したい


―― あっせぶのストーリーの中で綾小路 翔がプロデュースを買って出たというのは大きな出来事だ。

ちろる:綾小路さんが書いてくれた「メイド in Nippon」と「ALL FOR YOU」はメイドに関する言葉が多く入っているし、「アキハバラ・ラヴァーズ」では街の情景が目に浮かんできますよね。一発で、“アキハバラ” “メイド” ってわかります。私は『ジャパン・エキスポ』(フランスを中心に開催されている日本文化の総合博覧会)に出て、メイドカルチャーを世界に発信したいと思っています。

―― 日本といえばあっせぶという将来もそう遠くないかもしれない。

ちろる:お屋敷(あっとほぉーむカフェ)には海外からのお客様がめっちゃ多いです。今までは言葉の壁があって、そこはメイド服の可愛さで乗り切っていたのですが(笑)、最近は翻訳機が導入されたので、いろいろなことが話せるようになりました。会話のキャッチボールができるようになってとても楽しくなりました。



―― そして、LINE CUBE SHIBUYAが間近に控えている。

ちろる:LINE CUBE SHIBUYAが決まったばかりの頃は正直、怖かったです。氣志團さんのライブで足を運んだのですが、会場が大きすぎて私たちには無理だと怖気づいてしまいました。最近は焦りもありますが、楽しみの部分が大きいですね。この場所を成功させて、今のファンを武道館に連れて行ってあげたいです。以前のライブで、“皆さんを武道館の最前列にお連れします” と言ったことがありました。今でも “武道館連れて行ってね” と言われますので、有言実行したいです。

―― あっせぶの熱きパフォーマンスを観れば、この発言が夢物語ではないことがわかるだろう。あっせぶは常に真剣勝負だ。LINE CUBE SHIBUYAが到達点ではない。

ちろる:ライブを観れば、あっせぶの魅力がわかってもらえると思います。1度だけでも観て欲しいです。そしてこの7人でLINE CUBE SHIBUYAの先を目指したいです。私はあっせぶを辞めたらアイドルも辞めます。今の自分にとってあっせぶが全てなので。

そうそう、『あっとほぉーむカフェ』のメイドたちからは、“東京ドームに連れてって” と言われるんですよ。ドームの近くを通るたびにあっせぶのことを思い出すらしくて…。


Information
あっとせぶんてぃーんワンマンライブ Road to 2000 Tokyo Fight 1/1 Bounce Back!!

▶ 開催:2025年9月14日(日)
▶ 場所:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
▶ 詳細:ワンマンライブ特設サイト https://2000tfbb.bitfan.id/

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2025.09.04
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カタリベ
1968年生まれ
本田隆
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