世界で最も売れている男性シンガー、ブルーノ・マーズ
ブルーノ・マーズがラスベガスの一等地に豪華なバーを開店するという。2024年の早々にオープンを目指しているとのことで、“ピンキー・リング” と銘打たれた、いわゆるカクテルラウンジ兼ジャズバーということ。ブルーノいわく 「長年ヴェガスでのステージをやってきたが、生の音楽とセンセーショナルなカクテルが楽しめるような、そんな場所が欲しかった。それがピンキー・リングだ」とアナウンスしている。
ブルーノは間違いなく世界で最も売れている男性シンガーであり、21世紀において(ここ20年ほど)テイラー・スウィフトやアデルらを凌ぐほどの成功を収めたソロシンガーであることは自他ともに認めるところであろう。
エンターテインメント界でトップをひた走るブルーノ・マーズが、ホスピタリティ業界にも進出! 彼の音楽からにじみ出る人柄の良さやイメージみたいなものを鑑みるに、応援する人は莫大な数が存在しているのは確実で、この業界でも必ずや成功するのだろう。
実に羨ましいかぎりではあるが、彼だったら許せるよねという絶妙な立ち位置に鎮座しているのがブルーノ・マーズの絶大なる人気の真髄とも言えるのだ。それにしても我が世の春を謳歌するブルーノ、やはり羨ましいかぎりだ。
ドーム7公演、全公演がソールドアウト!
さて、2024年の海外ビッグネーム来日公演の先陣を切るブルーノ・マーズ。1月11日から始まった計7公演は全て東京ドーム! 途中追加席まで販売されたりしていたが、なんと全公演ソールドアウトとのこと! ドーム7公演が完売って、すごすぎ! あらためてブルーノ・マーズの人気の高さを痛感するとともに、日本においても幅広い層に支持されていることがわかる。
それにしても、今のところの最新アルバム『24K Magic』後のアリーナ / ドーム来日公演 ~ 2018年さいたまスーパーアリーナ(4回)、2022年東京ドーム(3回)/ 京セラドーム(2回)、そして今回の東京ドーム(7回)と、3度のドーム級来日公演が大成功というのも前代未聞のこと! 間にアンダーソン・パークとの全米ナンバーワン・ユニット、シルク・ソニックを挟んでいたとはいえ、やはりブルーノの人気は規格外としか言いようがない。
ブルーノ・マーズ名義のアルバムはまだ3枚だけのリリース(ドゥーワップス&フーリガンズ、アンオーソドックス・ジュークボックス、24Kマジック)、シルク・ソニックの1枚を含めてもアルバム4枚のリリースなのだから。
今だからこそ聴くべきブルーノ3曲をピックアップ
これまで、ブルーノ・マーズの全米ナンバーワンは8曲!デビュー以来ここ10数年は、他を寄せつけない圧勝感!…ということで、来日を記念して今だからこそ聴くべきブルーノの3作品をピックアップしてみた。
▶︎「ナッシン・オン・ユー」(2009年)
ブルーノの歌声が世界に轟いた記念すべき初大ヒット曲。老若男女の心の琴線に触れるソウルフルな歌声は、10数年間変わりない。
▶︎「トレジャー」(2013年)
セカンドアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』からのヒット。ほぼ同時期のダフト・パンク「ゲット・ラッキー」とともに “ブギー・ブーム” に拍車をかけた作品。
▶︎「フィネス」(2018年)
サードアルバム『24Kマジック』からのヒット。次はニュー・ジャック・スウィングか!と世界の度肝を抜いた大傑作。
ブルーノのパワフルな歌声と圧倒的なステージングは、過去の来日で証明済み。今回の来日でこれらのヒットソングも生で堪能できることは間違いないだろう。
▶ ブルーノ・マーズに関連するコラム一覧はこちら!
2024.01.19