目が覚めると同時にあるディスコミュージックを思い出していた。題名は知らないけど、80年代の音楽だったよなあ。と眠い目をこする。しかし大抵の夢と同じように朝のルーティンに飲まれ、お日様が真上に上がる前にそれがどんな曲だったか忘れてしまった。
いつも通りメモの必要性を感じ、と同時に題名を知らない曲をどうやってメモればいいのか。そうだ、音検索すればいいのか! と次に思い出す機会を楽しみに待っていた。
果たして思い出した。急に。
不思議だが、こういう思い出したり閃いたりするのは決まって突拍子もない瞬間だ。私の場合、料理をしているときが一番多い。包丁を手に、今度こそは忘れないように、と自分に念を押す。食事が終わって、早速スマホを片手に検索してみる。思い出せるワンフレーズを何度か適当に歌ってみた。ところが、全然ヒットしない。
アプリの詳しい説明を読むと鼻歌やハミング検索はできない、と。
なんと。
じゃ、鼻歌検索ができるアプリをダウンロードだ! で、ひとつアプリがみつかった。ハミングで検索ができる唯一のアプリです。とある。さーて、これで曲名がわかるぞ!と、歌ってみる。
《ミッキーマウスマーチ》ち、ちがう。
《ペイフォン - マルーン5》いや、どこが?
《Aチーム》ええっ? あのAチームか?
さあ皆様、私が何を検索したか想像できますか? 結局、何度も繰り返し歌っているうちに歌詞の一部を思い出したので、「80年代 ディスコミュージック little pieces」とグーグル検索したところ、あっさり答えを得た。わかった方、きらきらディスコに通ったお兄様お姉様かとお察しいたします。
ホット・ゴシップの「ブレイク・ミー」
ああ、すっきり。しかも、ホット・ゴシップについてはほとんど知らなかったのだが、70年代にはあのサラ・ブライトマン(そしてシニータも)が参加していたなんて、驚きのグループだ。
私が鼻歌検索で盛り上がっている横で娘が不思議そうにしていた。結果は欲しいけど、その道中をひとりでも楽しめちゃうのは歳を重ねたせいだろうか? それともただのスマホ効果? 因みにひとつ歳上で高校時代からディスコにはよく遊びにいっていたらしい夫は私の鼻歌で何の歌かわかってくれたので(題名はわからず)とんでもなく音痴というわけではないと思います(笑)。
皆様も鼻歌検索、試してみてはいかが。
2016.10.26
YouTube / anuelaKa