THE ALFEEの名が多くの人々に知られるようになったのは16作目のシングル「メリーアン」と続く「星空のディスタンス」だが、実はこの大ヒット曲が生まれる前から武道館でコンサートを行っている。デビュー10周年を記念して行われた1983年8月の公演。当時は “ヒット曲なしで武道館を完売したバンド” と評判になっている。
THE ALFEEには、伝説と呼ばれるライブがいくつも存在するが、このライブもその1つだろう。さらには1986年横浜スタジアムでの『Christmas Special ALL NIGHT THE ALFEE』、1987年日本平に6万2,500人もの観客を集め行われた日本初の単独オールナイトコンサート『SUNSET-SUNRISE』、同年にメンバーの母校・明治学院大学の学園祭で行われた『凱旋ライブ』、1988年東京ドームのこけら落としイベントとなった『BIG EGG OPENING SPECIAL EVENT』と、歴史的なイベントが続く。
さらには1988年、大阪、札幌、福岡、横浜で計13万1,260人を動員した『ALL OVER JAPAN 4 ACCESS AREA』や、みなとみらい21地区での初イベントとなった1990年の『BRIDGE ACROSS THE FUTURE』。そして所沢の野外ライブから数えて『10回目の夏』と題された1991年の横浜ベイ。いずれもTHE ALFEEの歴史を語る上で欠かせないライブばかりだ。この5年を通して見ると、コンサートでの花火や爆発の演出などが回を重ねるごとに派手になっていく様子も実感できる。
ライブに行った人も行かなかった人も楽しめるTHE ALFEEのステージ映像
『HISTORYⅢ』は1992年の『11th Summer Just Live!Promised Night』から始まる。アメリカにあるラシュモア山の大統領の彫像をモチーフに、3人の顔が彫刻された巨大なセットが目を引く。どのライブにも言えることだが、行った人には忘れることのできないセットであり、知らなかった人にとってはTHE ALFEEが切り開いてきた道をつぶさに見ることができる貴重な映像が続く。