シティポップ”の検索結果
 
0
1
9
8
5
岡田有希子「Summer Beach」アイドル+シティポップを見事に成立させた尾崎亜美の仕事!
カタリベ / 真鍋 新一

 
デビュー2年目の第一弾「Summer Beach」。この曲は一つの分岐点とも言えるかと思います。これまでのような分かりやすい物語性のある歌詞ではなく、ある夏の日のワンカットを切り取ったような刹那的描写の歌詞。加えて湿度感の低いカラッとしたサウンド。今でこそシティポップ的でかっこいいと言えるのでしょうが、当時の私は何か物足りなさを感じました。つまり岡田有希子っぽさが足りなくなって、誰が歌っても良さそうな曲。それが率直な感想でした。

またレコードジャケット撮影後の3月23日に髪をカットして、大胆なイメージチェンジを図ったのも大きな出来事。「ごめんね、あなたを驚かせた・・・」実際この急なイメチェンにびっくり、がっかりしてファンをやめ、85年デビュー組に乗り換えた人も少なくなかったでしょう。

さらにバラエティ番組で複数の男性タレントから振り付けや歌唱方法をいじられたこともありましたね。新人の時のぎこちなさが消えていって、共演者との親しさが増していった証かも知れませんが、そのような扱いを受けることはファンにとっては不満の種でした。

このような変化の中で、「Summer Beach」は一時のファンなのか本当のファンなのかの踏み絵となった曲とも言えそうです。3月25日に始まったスプリングコンサート「ハートにキッス」から早くも夏の歌をうたい始め、どんどん変わっていくゆっこを私は必死で追いかけていました。
2024/08/04 15:32
0
1
9
8
8
菊池桃子がロックバンド? ラ・ムーの名盤「Thanks Giving」を聴いて!
カタリベ / 臼井 孝

臼井 孝

 
↑と書いたのですが、海外のシティポップブームに乗って、2021年7月16日に全曲解禁!!
今後の世界的ヒットに期待です♪
2021/07/16 17:54
0
1
9
7
8
フォークソングの終焉、ポップスの平原を自在に駆け抜けた伊勢正三
カタリベ / 藤本 真

うり坊

 
かぐや姫での正やんはビートルズでいうとジョージ・ハリソンのような人で、繊細で独自の音楽性を持っていたなと思います。そして同じくジョージのように解散後に一番早く自分らしさを出して成功した人だとも。「海風」はその象徴でした。当時はロス録音とかはおしゃれだなぁと思いましたがバッキングはまさにLAという感じで、そこには「神田川」も「赤ちょうちん」も存在しない、四畳半フォークと一線を画したシティポップの理想型がありました。
2020/02/05 22:56