CDにコピーガードが採用されなかった理由は優先順位が低かったからだと思う。
量子化ビット数、サンプリング周波数、ディスクの直径、収容時間など、ソニーとフィリップスの間には考えの相違がたくさんあって、そのすり合わせでお互い手いっぱいで、後回しにできるものの話はしたくなかったのではなかろうか。
ソニーはVHS対β戦争の敗北があって、デジタル音楽の規格の策定を急いでいたはず。
仮に、コピーガードを何とかしなければいかんなぁという認識があったとしても、とにかくまずは他社に先んじて市場に現物を出すことのほうが至上命題で最優先だったのではないだろうか。
2020/02/07 20:24