特集:宮崎美子× Re:minder
スティル・メロウ
~40thアニバーサリー・アーカイブス発売記念
シティポップの名盤復刻
歌手宮崎美子の魅力を総力特集
2021年9月29日、宮崎美子の歌手デビュー40周年記念盤『スティル・メロウ~40thアニバーサリー・アーカイブス』がVictor Entertainmentよりリリース。
リマインダーでは、歌手・宮崎美子を総力特集。
今回の記念盤に収録されているシティポップの名盤として評価の高い3枚のアルバムの魅力をはじめ、自ら作詞を手掛けた34年ぶりの新曲「ビオラ」の制作過程など、歌手・宮崎美子の魅力を様々な角度から検証していきます。
宮崎美子40周年・ロングインタビュー
デビューから40年――。現在は女優としてのみならず、クイズ番組やバラエティでも大活躍の宮崎美子が歌手デビュー40周年を迎えた今年、34年ぶりの新曲「ビオラ」を発表。このロングインタビューでは、久しぶりに歌うことになった経緯と今の心境、かつて発表した楽曲やデビュー当時のエピソード、さらに今後の音楽活動に対する想いなどを3回にわたってお届けします。
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第1回
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第2回
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最終回
NEW! 宮崎美子・アルバムレビュー
今回収録される3枚のアルバム『メロウ』、『わたしの気分はサングリア』、『美子』それぞれに関してのディスクレビューを3日間に渡り連続掲載。シティポップの名盤と称されるそれぞれのアルバムの魅力や楽曲提供者についてなど音楽的側面をクローズアップしたコラムです。
80年代女子大生ブームと宮崎美子
かつて、女子大生ブームがあった。
火付け役は、1981年10月にラジオの文化放送で始まった『ミスDJ』だった。月曜から金曜まで、深夜0時30分から3時までの生放送。曜日替わりのパーソナリティが全員、女子大生という触れ込みだった。当時、中高生から絶大な支持を得て、中でも水曜担当(後に金曜に移動)の成城大の千倉真理と、火曜担当の青学の川島なお美が……
総括記事・宮崎美子の歌手デビュー40周年に寄せて
デビュー40周年のアニバーサリーを機に、収録されている「シングル・ボックス」の中の楽曲についてクロニクル的に紹介。リリース当時の音楽事情、今の時代になぜ名盤とされているかなど、様々な角度から80年代前半の歌手・宮崎美子を検証。また、今回新曲としてリリースされる「ビオラ」にも触れながら、過去と現在をつなぐ宮崎美子の魅力も含めた総括記事を掲載。
『スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス』Information
スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス [Deluxe Edition](生産限定盤)
2021.09.29 3CD+DVD / ¥9,900(税込)
※完全初回生産限定盤には、スペシャルCD&DVDと宮崎美子の最新インタビュー(当時のディレクターとの対談)、ディスコグラフィー等を掲載した豪華別冊ブックレットが付属。 さらに、宮崎美子の本人直筆サイン入りフォトカードを封入!
スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス
2021.09.29 アルバム / ¥3,850(税込)
宮崎美子が歌手デビュー40周年を記念したアルバム『スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス』をVictor Entertainmentより2021年9月21日発売!
宮崎美子は、1981年10月21日、シングル『NO RETURN』(作詞:八神純子・阿里そのみ、作曲:八神純子)で歌手としてレコード・デビュー。
同年12月にリリースしたファーストアルバム『メロウ』には、松任谷由実、渡辺真知子、矢野顕子、坂本龍一、吉田拓郎、鈴木慶一、南佳孝といった豪華アーティストが楽曲を提供。
1983年までにシングル3枚とアルバム3枚をリリース。それぞれの作品は、約40年の時を経た現在もシティポップの名盤として高く評価されています。
40周年記念盤(CD2枚組)では、すべての作品を最新のデジタル・リマスター音源で収録。
なお、スペシャルCDには34年ぶりの新曲"ビオラ"(作詞:宮崎美子、作曲:佐藤良成)、大竹しのぶ「きもち」(作詞・作曲:佐藤良成)のカバー(新録音)、近田春夫プロデュース"だからDESIRE"(c/w「タカラ本みりん」1987年6月5日発売)が収録。
DVDには新曲"ビオラ"レコーディングのメイキング映像、YouTubeチャンネルで公開中の「歌のカレンダー」(童謡唱歌の歌唱映像)を収録。
また、ファーストアルバム『メロウ』他のハイレゾ音源(96kHz/24bit)を収録予定。(※画面は静止画となります)
【Disc1】シングル・コレクション+『メロウ』(ファーストシングル)
- NO RETURN ※ファーストシングル (作詞:八神純子・阿里そのみ 作曲:八神純子 編曲:船山基紀)
- Beautiful Dreamer(作詞・作曲・編曲:田中弥生)
- わたしの気分はサングリア ※セカンドシングル
(作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:井上鑑) - 今夜はふたり
(作詞:宮﨑美子 作曲:田中弥生 編曲:新川博) - 黒髪メイド・イン・Love ※サードシングル
(作詞:橋本淳 作曲:筒美京平 編曲:戸塚修) - 冬の鏡(作詞:竜 真知子 作曲:筒美京平 編曲:戸塚修)
(以下はファーストアルバム『メロウ』より) - 夕闇をひとり(作詞・作曲:松任谷由実 編曲:新川博)
- Johnny(作詞・作曲・編曲:田中弥生)
- オルゴールの恋唄(作詞・作曲:渡辺真知子 編曲:船山基紀)
- 今は平気よ(作詞:矢野顕子 作曲・編曲:坂本龍一)
- 嫌いですか(作詞:喜多条忠 作曲:吉田拓郎 編曲:鈴木茂)
- ためらい(作詞・作曲:松任谷由実 編曲:新川博)
- 明日は痛くない(作詞:糸井重里 作曲・編曲:鈴木慶一)
- ワイルド・ハネムーン(作詞:来生えつこ 作曲:南佳孝 編曲:後藤次利)
[ボーナス・トラック] - NO RETURN(オリジナル・カラオケ)
- Beautiful Dreamer(オリジナル・カラオケ)
- わたしの気分はサングリア(オリジナル・カラオケ)
- 今夜はふたり(オリジナル・カラオケ)
- 黒髪メイド・イン・Love(オリジナル・カラオケ)
- 冬の鏡(オリジナル・カラオケ)
【Disc2】『わたしの気分はサングリア』+『美子』
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(セカンドアルバム『わたしの気分はサングリア』より)
- 愛のアンブレラ (作詞・作曲:大貫妙子 編曲:大村憲司)
- ペパーミントの風 (作詞・作曲:田中弥生 編曲:新川博)
- はるかなめぐりあい (作詞・作曲:大貫妙子 編曲:清水信之)
- ハート哀しく (作詞:宮﨑美子 作曲:田中弥生 編曲:新川博)
- わたしのメモリー (作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:井上鑑)
- 土曜日のパーティ (作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:大村憲司)
- マリコ (作詞・作曲:宮﨑美子 編曲:新川博)
- ひとりぼっちのビューティフル・デイ (作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 編曲:大村憲司)
(サードアルバム『美子』より) - 長い夜 (作詞:三浦徳子 作曲・編曲:林哲司)
- 考えさせてDandy (作詞:篠塚満由美 作曲:後藤次利 編曲:新川博)
- PAPER DOLL (作詞・作曲:谷山浩子 編曲:新川博)
- 心はCloudy Sky (作詞:竜 真知子 作曲・編曲:井上堯之)
- そんなヒロシに騙されて (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:井上堯之)
- 琥珀 (作詞:三浦徳子 作曲・編曲:井上堯之)
- 寒い恋人 (作詞:竜真知子 作曲・編曲:林哲司)
- 私の心はハンバーグ (作詞・作曲:谷山浩子 編曲:新川博)
- さよならの向う側 (作詞:竜真知子 作曲・編曲:井上堯之)
- ロストラブ357 (作詞:篠塚満由美 作曲:後藤次利 編曲:新川博)
- 私のそばで (作詞:三浦徳子 作曲・編曲:林哲司)
【Special CD】※完全初回生産限定盤のみ
- 34年ぶりの新曲「ビオラ」(作詞:宮崎美子、作曲:佐藤良成)を収録!
- 大竹しのぶ「きもち」(作詞・作曲:佐藤良成)のカバーを収録(新録音)。
- 近田春夫プロデュース「だからDESIRE」(c/w「タカラ本みりん」1987年6月5日発売)を初CD化。
【Special DVD】※完全初回生産限定盤のみ
- 新曲「ビオラ」レコーディングのメイキング映像を収録。
- YouTubeチャンネルで公開中の“歌のカレンダー”(童謡唱歌の歌唱映像)を収録。
- ファーストアルバム『メロウ』他のハイレゾ音源(96kHz/24bit)を収録予定。(※画面は静止画となります)
【別冊ブックレット】※完全初回生産限定盤のみ
- 最新インタビュー(当時のディレクターとの対談)、ディスコグラフィー等を掲載。
【スペシャル封入特典】※完全初回生産限定盤のみ
- 宮崎美子の直筆サイン入りフォトカードを封入! (=1枚1枚手書きするため、完全限定となります)
NEW! 幻のシングル「だからDESIRE」配信スタート!
1987年にプレジデントBPM(近田春夫)がプロデュースした「だからDESIRE」とカップリングの「タカラ本みりん」の配信がスタート! この2曲は宮崎美子がラップにチャレンジした異色の楽曲で、1986年に立ち上がった日本初のヒップホップ専門レーベル「BPM」よりEP盤レコードとして発売されたもの。
A面の「だからDESIRE」は、宮崎美子の弾けたラップが楽しめる。作編曲は馬飼野康二、作詞にクレジットされている「作詞センター」とは近田春夫のペンネーム。B面の「タカラ本みりん」はその名の通り宝酒造「タカラ本みりん」のCMソング。当時、日本のヒップホップのパイオニアとして最先端で活躍しながら、多くのCMソングなども手がけ多彩な活動をしていた近田春夫の類稀なる才能が窺えます。
<宮崎美子コメント>
レコーディングの帰りに近田さんから『もし、この曲がヒットしたら、あなたは、日本歌謡界において、特異なポジションに付くことになるのでは』と言われたことが忘れられません。
で、今こんな感じです。
とにかく、何年も経って、また配信という形で皆さんに聞いていただけて嬉しいですね。