記憶の底に埋もれていたどころか、全く知らず初めて聞いたら大当たり! 歌はパッとせず女優に転身したようですが、できればもう少し続けて欲しかったような気もします。歌手としての活動期間1年、シングル5枚、アルバム1枚。返す返すも惜しい。所属レーベルは日本コロムビアで当時の一押しは河合奈保子だったのだろう。他にも松田聖子、岩崎良美、柏原よしえ、三原順子など、群雄割拠の中、早めに舵を切り替えたのはまあ正解か。しかしながら、70年代から80年代に移り変わる微妙な瞬間を切り取った音(名曲だと思う)、森雪之丞の変態度、井上鑑のツボを得たアレンジなど、いろいろと新発見。小泉今日子的ポジションを作れたかもしれない逸材じゃないだろうか。この後に出たラストシングル「想像力少女」を聴くと、その思いはより強くなる。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm13468808
2016/07/09 05:40