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あでやかな松づくし、松原正樹をめぐるからっとした個人的メモリー
カタリベ / スージー鈴木

Mark Kj's

 
松原正樹氏の名前を初めて目にしたのは1980年8月発売 松田聖子「SQUALL」のクレジットだ。アイドル歌手のヴォーカルよりロングサスティーンのギターの音に魅了された。中1の音楽少年は、すぐさまレコード店に走り親しかったギターフリークの店員に教えてもらった
「松原正樹 Take A Song(1979.05 Victor SJX-20131)」
「PARACHUTE FROM ASIAN PORT(1980.4 AGHARTA C25A0088)」
を購入する。
翌1981年「ルビーの指輪」のイントロカッティング、「長い夜」のイントロソロで、それぞれが今剛と松原正樹とすぐに気付くほどに聞き込んだ。
80年代〜90年代、野呂、安藤、高中などのフュージョン系ギターリストがメディアでもメジャーになったが、今剛、鈴木茂そして松原正樹は、超一流のスタジオミュージシャントしての活動を続けた。
そんな松原さんとの縁が生まれたのは2012年。
直接お会いすることは叶わなかったが、幾度かやり取りをさせていただいた。
そして2016年2月逝去された。いつも仲睦まじいご夫婦に直接お会いしたいと、いつか那須のスタジオに遊びに伺いたいと思っていた中の訃報。
後に青山のアイビーホールで催された「松っつあんを囲む会」には、錚々たる面子が集い、氏の日本音楽界への貢献が如何に偉大なものだったか実感しました。
2020年6月27日、松原正樹さんの66歳「緑寿」。ファンからの祝福の声は未だ絶えない!
2020/07/14 13:57