8月4日
Changes In My Life、悪役からコミカルまで群を抜く成田三樹夫の存在感!
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松田優作主演の角川映画「蘇える金狼」が公開された日
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photo:Tomomi's  

最近TSUTAYAに昔の角川映画が「新入荷」されたのご存じですか? 以前は扱っていなかっただろう作品がズラリと並び、懐かしさも手伝ってか、ほとんどが「レンタル中」。やっぱり皆さん、観ていたんでしょうね。

でも昨日、運よく『蘇える金狼』を借りれちゃったんですよ。この作品は、ご存じ原作大藪春彦さん、主演松田優作さんのハードボイルドで、拳銃、ライフル、ショットガン、ナイフなど「何でも有り」の殺し合いが強烈なんですが、ここにも、ちゃ~んと成田三樹夫さんがいました。

成田さんといえば、多くの方がテレビドラマ『探偵物語』での服部刑事役を覚えていることでしょう。横柄な態度ではありますが、女性には弱いというコミカルな雰囲気で、「工藤ちゃ~ん」と呼びかけるシーンは、ドラマの代表的なシーンともなりました。

それまで、あの強面を活かし、時代劇や任侠映画に欠かせない、チョー悪役という印象でしたが、『蘇える金狼』では、愛人に弱く、会社の重役たちに媚びるような役柄で、後の『探偵物語』を連想させる演技で、とても興味深く楽しめました。

さて、その成田さんと、一度だけお話ししたことがあります。撮影で京都にお越しになり、私が働いていた店に、数人で飲みにいらしたのです。カウンター越しにお話ししましたが、どちらかというと「物静かな紳士」という印象です。とてもにこやかに話してくださって、まさにいい人。映画の雰囲気とは全く違っていました。

1990年に早逝されたのが、とても残念です。今も生きておられたら、「昔は任侠の道を行っていたが、今は引退して近所の娘を口説いている、変なおやじ」という役がハマったことでしょう。今宵は『蘇える金狼』のテーマ曲で一杯飲みたいと思います。


蘇える金狼のテーマ / 前野曜子 
作詞:浅野裕子
作曲:ケーシー・ランキン
編曲:トッシュ

2016.06.09
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  YouTube / KadokawaPicturesJP
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1964年生まれ
小山 眞史
そうそう「金子がね!」これ最高でした。 プリンスさんのおっしゃる「見どころナンバーワン」というのに大賛成です。
個人的には、小池朝雄さんは、コロンボファンの私には、あまり悪役をやって欲しくなかったんですけど、この頃ほかのドラマや映画でも悪役だった印象がありますねえ。今度調べてみようかと思います。

ちなみに、成田さんと一緒に来た方々は、カラオケを歌っていましたが、ご本人は歌わなかったと思います。しかし、なぜサインをもらわなかったのか、今となっては残念でしょうがありません。

2016/06/11 10:33
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返信
1966年生まれ
プリンス目白
ちなみにこの映画、大林宣彦監督の金田一耕助の冒険(優作夫人の熊谷美由紀のデビュー作)と2本立てで公開、こちらも必見。
2016/06/09 05:19
2
返信
1966年生まれ
プリンス目白
成田三樹夫は最高です。蘇る金狼とは松田優作演ずる朝倉が自身の勤める大企業乗っ取りを企む“野望成りあがり話”なのだが、この映画において特筆すべきは成田三樹夫の「金子がね!」のシーン。同じことを思う人はいるもので、この名場面、YouTubeにあがってました。成田三樹夫演ずる経理部長の小泉が自分の命じた“朝倉の抹殺指令”を部下の金子(小池朝雄!)になすりつける名シーンです。そもそもこの指令は社長の清水(佐藤慶!)から出されたものではあるが、その清水ものらりくらりと全てを部下のせいに。この私腹を肥やしたサラリーマン重役たちが葉山の別荘の一室で繰り広げる群像劇が実に見事で、当時中学生だった僕は「大企業の重役たるもの、やはりこうでなくては!」と思ったものだ。他にも、岸田森演ずる殺し屋とか千葉真一の総会屋など見どころが満載。セックスとヘロインに溺れる小泉の愛人(風吹ジュン)も最高。もちろん主演の松田優作あっての話ではあるが、これだけ脇が輝いている映画も珍しい。なんといっても「金子がね!」。この映画の見どころナンバーワンに挙げたい。いや、このシーンを見ずに日本映画を語ってはいけない! どこまでがホンでどこからアドリブなのか分からないが、あー、マジでこんな大人になりたい、突き抜けている! 
https://www.youtube.com/watch?v=c2UaE9tOEVA
2016/06/09 05:18
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返信
カタリベ
1964年生まれ
小山眞史
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