12月20日
江戸アケミのメッセージ、その全てがリアルな現実になっていく
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photo:SOUND FINDER  

大好きな音楽は星の数あれど、ここまで大好きな音楽はない。大体において僕の場合、アーティストを好きになるというよりもその楽曲が好きになるタイプなのだが、JAGATARAのヴォーカルであった江戸アケミだけは別格なのである。

アケミは不慮の事故により25年前に死んでしまったが、彼の存在というか非存在というか、いつだって僕の心の中には彼の残した「何かが」根を張っている。彼の音楽や言葉がこれほどリアルにのしかかってくる時代になる前から「ずっと」である。

振り返ってみると、1987年、時代はバブル経済のど真ん中にあった。古くてダサいものは取り壊され、お洒落でトレンディなものが新しく生まれていった。東京のウォーターフロントには倉庫を改装したクラブやカフェバーが次々とオープンし、そんな場所で行われるライブイベントにもJAGATARAはよく出演していた。

カッコいいミュージシャンも沢山出ていたけれど、JAGATARAは、いや、江戸アケミだけは違っていた。他のバンドとの違和感、その空間との違和感を常に醸し出し、だからといってカリスマとか孤高とかといった雰囲気を出していた訳でもなかった。当時は分からなかったが、恐らく彼は時代というものに対し凄まじい危機感を抱きながら(そしてそれに抗うことなどできないと感じながら)そこにしっかりと向き合って必死にもがいていたのだと思う。浮かれた時代の中で、それが違和感となって現れていたのかもしれない。

1987年12月、JAGATARAが自主制作で発表したアルバム「ニセ預言者ども」からの名曲を聴いていただこう。アケミはよく言っていた。お前はお前のロックンロールをやれ! あれからもう30年近く。さあ、2016年の俺はどうなんだ。


JAGATARA / みちくさ
作詞:江戸アケミ
作曲:江戸アケミ, OTO
編曲:JAGATARA
発売:1987年(昭和62年)12月

2016.03.02
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JAGATARA / みちくさ

 

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カタリベ
1966年生まれ
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