♥「あの娘は?」 ♠︎「元気さ?」 ♥「あの女性(ひと)」 ♠︎「別れた」 ♥「本当? 嘘でしょDarlin’」 ♠︎「本当さ たまには会いたいね」 恋人同士じゃない。何となく互いに惹かれあっているけれど、気付かないフリをする2人の会話。これって粋?? カッコいい?? ステキ?? いやいや、不思議なおふたりでしょう。 これ、「もしかして I LOVE YOU.」の歌詞。シャネルズ+1(鈴木聖美さん)が1982年に発表した曲です。この頃、シャネルズの人気は圧倒的で、お姉ちゃんの聖美さんはバックコーラスをしていたように記憶しています。その後、デュエットソングの鉄板「ロンリーチャップリン」や名曲「TAXI」といったヒットを放ちますが、これらは1987年発表。つまり、その5年前には、お姉ちゃんの歌声も世に出ていたというわけです。 私が京都木屋町のスナックで働いていた頃、ある男女のお客さんが、この曲を歌い上げたのを聴いて、えらく感動しました。男女とも、某ライブハウスのステージに立っていたプロ歌手で、男のKさんが練習と称して女性のSさんを誘って歌ったのです。そりゃー、上手かったですよ。 ♠︎「お前を…」 ♥「わたしを…」 ♠︎「この俺…」 ♥「どしたの…」 ♠︎「もしも…」 ♠︎♥「そのあといつも何にも言えない」 「絶対に自分たちのことを歌っている」と私たちは感じていましたが、その後も2人が付き合ったという話は聞きませんでした。それでも、必ず週に1回は2人で来店していましたけどね。ほんと、おかしな男女。今は、どうしているでのしょうか? ちなみに、聖美さんが「鈴木聖美 with Rats&Star」としてデビューを果たしたシングル「シンデレラ・リバティ」は、引退した山口百恵さんが作詞をしたということでも話題になりました。こちらもオススメです。 もしかして I LOVE YOU. / シャネルズ+1 作詞:田代マサシ 作曲:村松邦男 編曲:シャネルズ・村松邦男 発売:1982年(昭和57年)8月25日
2016.09.26
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