モーターヘッドのレミー、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライといった音楽界の巨星が逝っていくなか、巨星とはいえないですが、一人のミュージシャンがこの世を去りました。その人はブラック(Black)ことコリン・ヴァーンコム。今月巻き込まれた事故の影響で2週間後に亡くなったそうです。まだ53歳だったということです。
ブラックといえば当時サントリーが流通させていたバーボン・ウィスキー、オールド・フォレスターのCMに使用され日本でもヒットした「ワンダフル・ライフ」が有名です。いわゆる一発屋扱いにされることも多い方ですが、実に地道に音楽活動を続けてきた方です。
そのシングル「ワンダフル・ライフ」が収められたアルバム「ワンダフル・ライフ」は個人的に超愛聴盤で来日時にはライヴにも行きました。当時私が住んでいた関西でのライヴは神戸のフィッシュダンス。彼の人柄が伝わる暖かいステージでした。セカンド・アルバム「コメディ」もなかなかの佳作でこれも愛聴してました。ちなみにブラックというのはコリンが3人で組んでいたバンド名で、後に2人が抜け、ひとりでブラックを名乗っていたということらしいです。
「ワンダフル・ライフ」以外にもいい曲はたくさんあるのですが、彼を語る上ではこの曲以外にありません。言わば“心に残るこの1曲”っていうやつです。彼のHPには曲の一節が追悼メッセージとして記されてます。
No need to laugh or cry
It’s a wonderful, wonderful life
2016.02.06
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